麻生久美子、妊娠後初の母親役で新境地!『グッモーエビアン!』映画化で大泉洋と一風変わった家族に
吉川トリコの同名小説を原作にした映画『グッモーエビアン!』が製作され、麻生久美子と大泉洋がダブル主演を務めることが明らかになった。17歳で娘を産むも未婚というロックな母親を演じる麻生は、先月28日に妊娠5か月を発表したばかり。本映画の撮影は11月12日から28日まで行われ「子どもを授かった後の撮影ということで、特別な気持ちで臨むことができました」と麻生は胸中を明かし、本作で新境地を見せている。
『グッモーエビアン!』で描かれるのは、若くして子どもを生んだ母とその子ども、そして子どもの父親ではないけれど一緒に暮らすことになる男という一風変わった家族が織り成す人間ドラマ。かつてはバンドを組みギタリストだった母・アキを演じるのは麻生久美子。初共演となる大泉洋が、もともとバンドのボーカルで約2年間海外を放浪していた自由人・ヤグにふんし、母子と生活を共にするさまを温かく好演。アキの娘・ハツキ役には、サントリー「なっちゃん」のCMで注目を浴びている三吉彩花が抜てきされた。
現在自身の子どもを妊娠中の麻生は、「以前、母親役を演じたことがありましたが、今回のハツキちゃんの母親役は、実際、自分にも子どもを授かった後の撮影ということで、その時にはわからなかった新しい発見があり、特別な気持ちで臨むことができました」と感慨深げに撮影を振り返った。17歳で子どもを生み、15歳になったわが子と二人暮しをする中で訪れる変化を映し出す本作。陽気な母アキと父親代わりのヤグとは対照的な冷静さを持つ娘ハツキの3人から繰り出される、笑いあり、涙ありの物語に期待したい。監督は映画『キズモモ。』の山本透。(編集部・小松芙未)
映画『グッモーエビアン!』は2012年全国公開