ガイ・リッチー監督、『ロックンローラ』続編へ意欲!「0011ナポレオン・ソロ」の映画化作品のメガホンを取ることも決定!
まもなく『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』が全米で公開されるガイ・リッチー監督が、2009年に日本公開された『ロックンローラ』の続編企画に前向きであることを明かしている。
ガイ・リッチー監督の最新作『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』場面写真
映画『ロックンローラ』は、リッチー監督の持ち味を十二分に生かしたアクション映画で、ロンドンの裏社会を舞台にさまざまな思惑が絡みあうさまをスピーディーに描いた群像劇。『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』『スナッチ』で一躍ブレイクを果たしたものの、続く『スウェプト・アウェイ』『リボルバー』が興行的にも批評的にも振るわなかったリッチー監督が完全復活を遂げた作品だ。この後、リッチー監督はロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウの共演による『シャーロック・ホームズ』をリリースし、その評価を確固たるものにしている。
Movieline.comの取材に対して、リッチー監督は『ロックンローラ』の続編に前向きであると明かしただけでなく、「多くの時間をそれに割いていて、すでに脚本も完成しているよ。すごく、いい脚本だと思う」と準備が整っていることを明言。だが、その一方でスケジュールの問題があるといい、「それに取り掛かる時間がないんだ。やりたいのは山々だけれど、問題はスケジュールだ」と今すぐの制作は難しい様子だ。
待望の続編『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』がまもなく全米公開されるガイ・リッチー監督は、先日にもスティーヴン・ソダーバーグが降板することになった「0011ナポレオン・ソロ」のメガホンを取ることになったと報じられており、その売れっ子ぶりの一端がうかがえる。また、『シャーロック・ホームズ』シリーズ第3作製作のうわさも早くもささやかれており、リッチー監督が『ロックンローラ』続編に着手できるまでにはもう少しばかり時間がかかりそうだ。(編集部・福田麗)