フジ月9「私が恋愛できない理由」、最終回で最高視聴率18.4%を記録!生放送で「視聴者の皆様とつながれた」
19日に放送された月曜9時台のフジテレビ系ドラマ「私が恋愛できない理由」最終回の視聴率が、初回放送で記録した最高視聴率17.0%を上回る18.4%を記録したことがわかった。午後10時17分過ぎより生放送シーンを盛り込んで放送された「私が恋愛できない理由」最終回。午後10時20分の番組終了時には、瞬間最高視聴率となる19.5%をマークしたという。
19日、午後10時17分からの2分間、テレビドラマに生放送が盛り込まれるという前代未聞の演出で、東京タワーがクリスマスカラーに染まり、ハートマークがともされた。香里奈、吉高由里子、大島優子演じる藤井恵美、小倉咲、半沢真子と共に、視聴者も東京タワーを見上げると、そこにはテレビと同じハートマークがともっているという心憎い演出。香里奈、吉高、大島の三人も、生放送でも失敗一つすることなく、約3か月にわたった撮影を終えた。中野利幸プロデューサーは、そんな最終回について、「この時代に恋愛ドラマで高い支持をされたことを光栄に思います。また、最終回では生放送で東京タワーと連動して視聴者の皆様とつながれたことも良い結果を生んだと思います」とコメント。瞬間最高視聴率の19.5%が指し示しているように、多くの視聴者が、ドラマで描かれたリアルな三人の女性に、自分を重ねた。
「私が恋愛できない理由」は、香里奈、吉高由里子、大島優子という旬の三女優を起用し、なぜだか恋愛のうまくいかない女性の日常の葛藤(かっとう)を描いた作品。毎回ラストに示される恋に悩む女性へのメッセージは、多くの視聴者の心をつかんだ。「このドラマを企画したときから、リアルな女性たちを描きたかったので、最終回は生放送にしたいと思っていました。ドラマの主人公たちと視聴者の皆様に時間と空間を共有してもらえれば」と放送前にプロデューサーが語っていた狙いどおり、ドラマの主人公たちと時間と空間を共有した感覚を味わった視聴者も多かったはず。現代女性を代表するような三人の女性像、三人が選んだ道に、そっと背中を押された視聴者も多かったことだろう。(編集部・島村幸恵)
視聴率はビデオリサーチ(関東地区)調べ