AKB48に負けないアイドルグループは平均年齢48歳!?榊原郁恵、早見優、松本伊代、石野真子がフリフリの衣装で歌って踊る!
10日、かつてのアイドルたちが元アイドルを等身大で演じるミュージカル第2弾「NEW『ヒロイン』 ~女たちよ タフであれ! ~」の製作発表会見が都内で行われ、キャストの榊原郁恵、早見優、松本伊代、石野真子が肩を大胆に露出したフリフリの衣装で登場した。この日は川崎麻世、ダレアレ悟も出席した。
本作は2011年に上演され、それぞれが悩みを抱えつつも力強く生きようとする姿が女性客の共感を呼んだ人気シリーズ第2弾。前作から1年後の姿を描き、榊原は「歌もセリフもまったく変わるので不安のほうが今はいっぱいです。でも思いっきり、皆さんの楽しめる舞台になるようがんばりたいと思います」とにこやかにアピール。
グループのリーダーを演じる早見も「70年代・80年代をエンジョイしていた人たちにはとても楽しめる作品になっていると思います」と見どころを語り、松本は「去年は本番中にニンニク注射を打ちながら体力をつけてやったよね」と平均年齢48歳だけに体をはった裏舞台も明かした。
そんな4人とデビュー前から交友のある川崎は、本作への出演が決まり「なつかしい気持ちがいっぱいで」と喜びもひとしお。「AKB48にも負けないし、素晴らしいパワーを持っている存在です」と4人の成熟した大人の魅力をアピールすると、松本は「当時は(アイドルと呼ばれることが)うれしかったけど、今は申し訳なくて恥ずかしい気持ちでいっぱい」と照れくさそうにしていた。
本作は前作で25年ぶりに再結成を果たし、1日限りのリサイタルを行った元アイドルグループ「ミューズ」のメンバー(榊原・松本・早見・石野)が、再び集結する姿を描く。舞台上でポップではじけたメロディーにのせて歌い踊る4人の大人かわいい姿に注目だ。(取材・文:中村好伸)
ミュージカル「NEW『ヒロイン』 ~女たちよ タフであれ! ~」は2012年2月16日より23日まで、銀座博品館劇場で上演。ほか、地方公演あり