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これからはサイボーグも正社員の時代!『009』神山健治監督が手掛けた特別アニメーションが解禁!

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これからの時代、サイボーグだって正社員!? 「社会保障が、違うのよ……」
これからの時代、サイボーグだって正社員!? 「社会保障が、違うのよ……」 - (C)2012 009RCPC

 石ノ森章太郎氏の「サイボーグ009」を原作に、「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズの神山健治が監督を務める新作映画『009 RE:CYBORG』が、株式会社スタッフサービスとコラボしたスペシャル・アニメーションCMが公開されている。同CMはウェブで見られるほか、劇場でも上映される。

003ことフランソワーズ・アルヌールが正社員に!スペシャルアニメーション

 同CMは、ゼロゼロナンバーサイボーグの紅一点、「サイボーグ003」ことフランソワーズ・アルヌールが「とある日本企業で正社員として働いている」という設定の下、神山監督自身が企画・演出・監督を手掛けたアニメーション。優れた聴覚・視覚を備える彼女が、必要以上に事務処理能力の高い正社員として活躍するさまを描いている。

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 PCワークや議事録作成といった事務作業に向いていると判断されたこと、また自分が産んだわけではない001への優しさなどが起用の理由だというが、CMを見る限り、優秀すぎる彼女は空回り気味? オフィスにかかってくるプライベートな電話の内容を、親切心が故にみんなの前でばらしてしまうなど、サイボーグ戦士としての自覚が平時には少し邪魔になっているようだ。

 ちなみに、広告契約の相手としてはほかのゼロゼロナンバーサイボーグも候補だったというが、それぞれ「赤ちゃんなので、まだ仕事するには早いと判断」「あまりに大き過ぎて、エレベーターに乗れるか不明だった」「イケメン過ぎて、女性社員が多い当社社員が、仕事が手につかなくなる」といった理由で契約は見送りになっている。

 人材派遣のスタッフサービスがアニメキャラクターと広告契約を結ぶという異例のコラボから生まれた同CM。現在は「間違った頑張り方」シリーズ2本が公開されており、そのいずれもが「009」を知らなくとも楽しめるのはうれしい限りだ。(編集部・福田麗)

映画『009 RE:CYBORG』は2012年秋に全国公開予定

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