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ペドロ・アルモドバルの衝撃作『私が、生きる肌』公開決定!愛妻を失った形成外科医の愛の狂気描く問題作!

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インパクト大な『私が、生きる肌』!
インパクト大な『私が、生きる肌』! - (C) Photo by Jose Haro O El Deseo

 『トーク・トゥ・ハー』『オール・アバウト・マイ・マザー』のペドロ・アルモドバル監督最新作『私が、生きる肌』の日本公開が決定した。本作は、天才的な形成外科医が失った愛妻の代役を生み出すために、監禁した人物に皮膚移植をするという愛の狂気に満ちた問題作。カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にも出品された話題作だ。

 『アタメ』(1989年製作)以来、約22年ぶりに巨匠アルモドバル監督とアントニオ・バンデラスがタッグを組んだ本作。バンデラスは、非業の死を遂げた美しい妻を救えるはずだった画期的な人工皮膚の開発に執念を燃やす形成外科医ロベルを熱演。監禁した人物を実験台に人工皮膚を移植し、妻そっくりの美女を生み出そうとする男の愛の狂気を体現している。

 アルモドバル監督ならではの色彩美にあふれたアーティスティックな映像に乗って紡ぎ出される禁断の物語。医者としての威厳に満ちた態度から、良心の呵責(かしゃく)を失った男の本能的な姿まで、見事に演じきったバンデラスの演技は圧巻だ。

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 また、数奇な運命をたどるヒロインを演じる『この愛のために撃て』のエレナ・アナヤは、本作のキーポイント「肌」を惜しげもなく披露し、難役を堂々とこなした。本作は、日本時間16日に発表される第69回ゴールデン・グローブ賞最優秀外国語作品賞にもノミネートされており、受賞の行方も注目されている。(編集部・小松芙未)

映画『私が、生きる肌』は5月26日よりTOHOシネマズ シャンテ、シネマライズほか全国公開

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