夏木マリ、「カーネーション」で尾野真千子演じたヒロインの72歳からの晩年を熱演!
現在NHKで放送中の連続テレビ小説「カーネーション」のヒロイン・糸子の晩年を、女優・夏木マリが演じることが明らかになった。幼少期の糸子を演じた二宮星から、現在糸子を演じている尾野真千子を経て、夏木にバトンが引き継がれることとなった。
「カーネーション」は、世界的ファッションデザイナーのコシノ三姉妹(ヒロコさん、ジュンコさん、ミチコさん)の母、小篠綾子さんをモデルにした物語。戦中・戦後をファッションデザイナーとして力強く駆け抜けた女性の波瀾(はらん)万丈な人生を描いている。
「“エライ”ことになりました」。晩年の糸子役に決まった夏木は驚きの声を上げたが、綾子さんとは「文字通り晩年かわいがっていただきました」と交流があったことを明かし、「これもご縁と思います」と感慨深げ。昭和から平成にかけての主人公・糸子にふんするが、夏木は綾子さんが「天国から、『がんばりや』と観ていて下さると思うので、気張ります!」と意気込んでいる。
また、「72歳からの…、前向きな、力強い人生を演じさせていただきます」と気合十分。同番組の城谷厚司チーフ・プロデューサーも、年を重ねるごとに輝きを増し、最後まで洋服への情熱を絶やさない糸子を体現できるのが「夏木マリ」であると太鼓判を押している。尾野から夏木へ糸子がどう引き継がれるのか? 見どころの一つとなりそうだ。夏木の出演は第22週の127回、3月3日から。(編集部・小松芙未)
連続テレビ小説「カーネーション」はNHK総合ほかで放送中