福島第一原発事故後の未来を描いた短編作品、凱旋上映決定!第1回町田CON-CANショートフィルム・フェスティバルにて
福島第一原発事故後の未来を描いた8分間の短編アニメーション作品『663114』が、第1回町田CON-CANショートフィルム・フェスティバルにて凱旋(がいせん)上映されることが決定した。
本作のタイトル『663114』は、「戦後66年の3月11日に起こった4基の原子力発電の事故」の意。第62回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門短編部門選出など、海外でも注目された本作が、日本凱旋(がいせん)上映されることになった。
CON-CANショートフィルム・フェスティバルは、2005年よりインターネット上にて開催していた短編映画祭。今年から東京・町田市を舞台に、第1回町田CON-CANショートフィルム・フェスティバルとして開催されることが決定した。
『663114』でメガホンを取ったのは、平林勇監督。CMディレクターとして活躍するかたわら、2002年より制作を始めた短編作品は、各国の映画祭で注目を集めている。第1回町田CON-CANショートフィルム・フェスティバルでは、平林監督の特集「Isamu Hirabayashi/平林勇特集」も実施。
平林監督は「今までネットでの映画祭だったCON-CANムービーフェスティバルが、遂に劇場での開催ということでとてもうれしいです。CON-CANはいつも世界トップクラスの短編映画をセレクションしているので、今回の町田での開催でも、できるだけ多くの人たちに実際に足を運んで観に来てほしいと思います」とコメントを寄せている。(編集部・島村幸恵)
第1回町田CON-CANショートフィルム・フェスティバルは2月11日(土)、12日(日)の2日間、町田市民フォーラム、町田市民文化交流センター、町田市立中央図書館にて開催