アニメのアカデミー賞ことアニー賞が発表!ジョニー・デップ『ランゴ』が最多4部門受賞!
アニメーションのアカデミー賞とも称される第39回アニー賞の結果が発表され、ジョニー・デップが声優として出演した映画『ランゴ』が作品賞、脚本賞を含む4部門で受賞した。下馬評の高かった『カンフー・パンダ2』『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』はそれぞれ2部門受賞にとどまった。
アニー賞は国際アニメーション協会(ASIFA)が主催する映画賞。ノミネート段階では、『カンフー・パンダ2』が作品賞を含む8部門最多12ノミネートされ、『シュレック』シリーズのスピンオフ『長ぐつをはいたネコ』は9部門9ノミネートでそれに続いていており、例年通り、ドリームワークス作品の有利がうわさされていた。
だが、ふたを開けてみれば、『ランゴ』の圧勝ともいえる結果に。作品賞、脚本賞、キャラクターデザイン賞、編集賞を受賞した同作は『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジョニデとゴア・ヴァービンスキー監督がタッグを組んだ作品で、西部劇を踏まえたストーリー展開が楽しい仕上がりとなっている。
『カンフー・パンダ』は監督賞、プロダクション・デザイン賞を、『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』は音楽賞、アニメ効果賞を受賞。一方で、9ノミネートの『長ぐつをはいたネコ』、ディズニー/ピクサー作品の『カーズ2』は無冠に終わっている。(編集部・福田麗)