ドストエフスキーの原作「分身」の映画化作品で、ジェシー・アイゼンバーグとミア・ワシコウスカがタッグ!
小説「罪と罰」や「カラマーゾフの兄弟」などでおなじみのロシアの文豪ドストエフスキーの原作「分身」の映画化作品に、映画『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカの出演が決定したことがDeadline.comによって明らかになった。
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これは、英国の制作会社Film 4のもとで製作予定の作品で、人気テレビドラマ「ハイっ、こちらIT課!」に出演し、映画『サブマリン(原題) / Submarine』で監督デビューを果たしたリチャード・アイオアディがメガホンを取り、彼と映画『ミスター・ロンリー』のアヴィ・コーリンが共同で脚本を執筆することになり、キャスティングではすでに決定しているジェシー・アイゼンバーグのほかに、新たに今回ミア・ワシコウスカが加わることになった。
原作のストーリーは、5等文官の娘クラーラに恋した自意識過剰で社交下手のゴリャートキンは、同じ職場に同姓同名で、うり二つの顔をした上司に人気のある新ゴリャートキンが登場したことで、旧ゴリャートキンが狂気に陥っていく様を描いたドストエフスキー初期の頃の作品。この娘クラーラ役をミア・ワシコウスカ、ゴリャートキン役をジェシー・アイゼンバーグが演じるようだ。
製作は、映画『アイランド』のアミナ・ダスマルとロビン・フォックスが担当し、撮影は今年の4月から英国で行われることになっている。ドストエフスキーの潜在的な才能を見せつけた原作が、どのように映画化されていくのか楽しみだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)