三谷幸喜、3か月連続舞台上演に挑戦!初ものづくし!!
三谷幸喜が、今年6月から8月まで、東京・パルコ劇場にて、3か月連続舞台上演に挑むことが発表された。初めてロシアの劇作家アントン・チェーホフの作品に挑む三谷版「桜の園」、三谷初のロングランとなる「なにわバタフライN.V」、初の文楽挑戦となる三谷文楽「其礼成心中」の初ものづくしの3作品で、挑戦する。
2011年、生誕50周年と銘打ち、映画『ステキな金縛り』1本のほか、舞台4本、小説1本、テレビドラマ1本の計7本を1年間で一挙に手掛ける試みを行った三谷。51年目となる2012年には、初ものづくし3作品で3か月連続上演に挑むという。
先陣を切る三谷版「桜の園」では、浅丘ルリ子、大和田美帆、藤井隆、青木さやか、瀬戸カトリーヌらの共演で、チェーホフ四大戯曲の一つに挑戦。「桜の園」という先祖伝来の土地をめぐる母娘の物語を描く。
また、今回の公演で記念すべき100公演目を迎える「なにわバタフライN.V」は、ミヤコ蝶々をモチーフにした戸田恵子の一人舞台。三谷文楽「其礼成心中」は、文楽初挑戦の三谷の渾身の書き下ろし作。竹本千歳大夫、豊竹呂勢大夫、鶴澤清介、吉田一輔らが出演する。(編集部・島村幸恵)
三谷版「桜の園」は6月9日から7月8日まで、「なにわバタフライN.V」は7月11日から22日まで、三谷文楽「其礼成心中」は8月11日から22日まで東京・パルコ劇場にて上演(「桜の園」「なにわバタフライN.V」は地方公演もあり)