ジョン・ル・カレ原作のサスペンス・スリラーにフィリップ・シーモア・ホフマンが主演か?
ジョン・ル・カレ原作のサスペンス・スリラー「ア・モスト・ウォンテッド・マン(原作)/ A Most Wanted Man」の映画化作品に、アカデミー主演男優賞受賞のフィリップ・シーモア・ホフマンが主演交渉に入ったというニュースが入ってきた。
フィリップ・シーモア・ホフマン出演映画『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』写真ギャラリー
監督は映画『コントロール』『ラストターゲット』で知られるアントン・コルベインがメガホンを取ることが決定している。
ストーリーは現代ドイツのハンブルグを舞台に、拷問を受けほとんど死にかけた謎のチェチェン人とロシア人のハーフの男が街のイスラム・コミュニティーにたどり着くところから始まる。彼は助けを求めながら、父が集めていたロシアの財宝を探そうとしていた。一体、彼は犠牲者なのか泥棒なのか、さらにもっと悪人なのか全く定かではない。そこにイギリス人の投資家と若い女性弁護士が現れ、彼の弁護をすることとなる。一方、これらのすべての動きはドイツのスパイ(ホフマン)に見張られていた……。
撮影は9月からハンブルグで開始される。(後藤ゆかり)