マドンナ、ハーフタイム・ショーで中指を立てたM.I.A.を「子どもじみている」と批判
今年のスーパーボウルでハーフタイム・ショーに出演したマドンナだが、共演したM.I.Aが曲の途中で中指をたてたことを批判した。
イギリス人ラッパーのM.I.A.は「Gimme All Your Luvin’」のの最中に中指を立て、これが生放送で世界中に流れた。「ファック・ユー」を意味するこのしぐさは放送禁止行為であり、NBC局は「ハーフタイム・ショーに不適切なしぐさが放送されたことをお詫びいたします。自然発生的なしぐさだったため、遅延放送システムでは即座に対処することができませんでした」と謝罪のコメントを出している。M.I.A.が中指を立てたあと、テレビ局側はすぐに指にモザイクをかけたが彼女が何をしていたのかは明らかだった。
ライアン・シークレストのラジオに出演したマドンナは、「あんなことをされたのは不満よ。パンクロック的なしぐさだというのはわかるけど、会場は愛とポジティブなエネルギーであふれていたのに、彼女のしたことはネガティブなことだった。ものすごく子どもっぽい行動よね。愛と一体感があったのに、あんなことをする意味がわからない。場違いだった。正直、ステージにいたときには知らなかったの。終わって、エレベーターに乗っているときに知って驚いたわ」と語った。
NFL側によると、リハーサル時のM.I.A.は、このようなしぐさを一切しておらず、本番であのような行動を取るとは思っていなかったとのこと。いずれにしても、メディアはマドンナのパフォーマンス以上にM.I.A.のしぐさについて取り上げており、今後もマドンナのハーフタイム・ショーとともに語り継がれていってしまうだろう。(BANG Media International)