宇宙戦艦ヤマト、新たなるシリーズの発進!ささきいさおが「真っ赤なスカーフ」を熱唱
18日、有楽町にあるよみうりホールにて新作テレビアニメーション「宇宙戦艦ヤマト2199」のイベント付先行上映会が行われ、古代進役の小野大輔、島大介役の鈴村健一、森雪役の桑島法子、総監督の出渕裕、主題歌を担当したささきいさお、結城アイラらが出演した。
「宇宙戦艦ヤマト2199」は1974年にテレビ放送され、元祖アニメブームの金字塔となった「宇宙戦艦ヤマト」テレビシリーズ第1作をベースに新たなスタッフで制作された新生ヤマトシリーズ。生まれ変わったヤマトをひと目見ようとホールには往年のファンを始め、たくさんのヤマトファンが駆けつけた。
イベントでは第1話が先行上映され、その後、総監督の出渕監督が登壇、ヤマトについて熱いトークを繰り広げ、さらにシークレットゲストとして初代ヤマトの主題歌「宇宙戦艦ヤマト」を担当したささきいさおが登壇、1974年シリーズ第一作のラストで流れた「真っ赤なスカーフ」を熱唱するなど、往年のファンも含め、ヤマトファンにはたまらない内容となった。
後半は今回の主要キャストが勢ぞろいし、ヤマトの波動砲発射シーンを、スクリーンをバックに再現し、収録の裏話に触れるなど和やかな雰囲気のトークが繰り広げられ、最後は発進式にふさわしい鏡開きで幕を閉じた。
古代役の小野は会場を見渡し、「この会場全体がヤマトのブリッジに見えます。今回のヤマトが古くからのファンと新しいファンの架け橋になるような作品になり、楽しんでいただけたらと思います」とコメント、総監督の出渕も「往年のファンを含め全員を満足させる作品に仕上げるのは不可能だが、最大公約数、多くの人に気に入ってもらえる作品に仕上がったとは思っている」と語り、復活を喜ぶ会場のヤマトファンの大きな拍手に包まれていた
(取材・文 名鹿祥史)
「宇宙戦艦ヤマト2199」は4月7日より新宿ピカデリー他全国10館で第1章「遥かなる旅立ち」(約50分)が上映される