マイケル・ベイ監督『トランスフォーマー』は終わらない!オフィシャルサイトで製作を発表!
昨年メガヒットを記録した映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』のマイケル・ベイ監督が、同シリーズの新作を手掛けることが発表された。製作陣は変わらないものの、まったく新しい「トランスフォーマー」シリーズの始まりになるといい、全米公開は2014年6月29日を予定している。
これまで同シリーズ作品を手掛けてきたパラマウント ピクチャーズは現地時間2月13日、ベイ監督と新たに新作2本の契約を結んだことを発表。内1本は『トランスフォーマー』シリーズ新作になることを明かしている。
これを受け、ベイ監督は自身のオフィシャルサイトで、製作総指揮を務めるスティーヴン・スピルバーグと共にすでに数か月にわたってアイデアを出し合っていたことを明言。新作はシリーズを再創造(リ・イマジニング)した作品になるといい、シャイア・ラブーフ主演で製作した前3作とは異なるキャストやストーリーが展開されることになりそうだ。
『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』公開時よりベイ監督は同作がシリーズ最終作になると公言してはばからなかっただけに、ファンにはうれしい驚き。また、シリーズ最新作の前には、実話を基にしたブラック・コメディー『ペイン・アンド・ゲイン(原題) / Pain and Gain』の公開を予定している。こちらは、マーク・ウォールバーグとドウェイン・ジョンソン共演で、ベイ監督には珍しい低予算制作の作品となる。
『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』が『アバター』を超える3D作品として各界で絶賛されたベイ監督。シリーズが続くということは世界観が深化する一方で、キャラクターなどの制約も増えてくるという弊害もある。それらから解き放れたベイ監督がいったいどんな作品を世に送り出すのか、今から楽しみだ。(編集部・福田麗)