ブレイク中の声優・三ツ矢雄二、グレーゾーンな話はなしで!?老舗アニメ「ルーニー・テューンズ」の魅力熱弁!
27日、バラエティー番組での「グレーゾーン」発言や、おネエ的言動で話題を呼ぶ声優・三ツ矢雄二が「ルーニー・テューンズ・ショー」の収録に参加、特異なキャラクターで知られる三ツ矢だが、この日はきわめて真面目に老舗アニメの魅力を語った。
「ルーニー・テューンズ・ショー」は日本では「バッグス・バニー ショー」のタイトルで親しまれ、広い世代に人気を持つアニメシリーズ。バッグス・バニー、ダフィー・ダックなどおなじみのキャラクターが活躍し、日本でも1960年代から放送されている。現在はアニメ専門チャンネル「カートゥーン ネットワーク」で新シリーズが放送中で、毎月2話ずつが日本初放送となっている。
三ツ矢が担当しているのはメキシコの俊足ネズミ、スピーディー・ゴンザレス。主要キャラクターであるバッグス・バニー役の山口勝平、ダフィー・ダック役の高木渉、ポーキー・ピッグ役の龍田直樹とは今回8年ぶりの再集結となったというが、チームはすでに結成からおよそ16年が経過しており、三ツ矢をはじめ全員が「またできて楽しい」と口を揃えた。
アメリカで1930年代に誕生した「ルーニー・テューンズ」だが、新シリーズではバッグスとダフィーがカリフォルニア郊外の一軒家で共同生活を送っており、車を運転して買い物や食事に出掛けるなど、これまでのシリーズとは異なる趣向となっている。
三ツ矢は新シリーズを「キャラクターたちが社会生活を営むようになって、物語の基本を日常生活に置いている。風刺が効いているから僕らの世代でも楽しめるし、子どももスラップスティックで楽しい」と分析。また、「みんなが知ってるキャラクターで、絵や人形を見た時に僕らの声がイメージされるなら声優冥利(みょうり)に尽きると思います」と話し、この日はグレーゾーンな話は一切なしで、声優・三ツ矢雄二としての真摯な一面を見せていた。(取材・文:長谷川亮)
テレビシリーズ「ルーニー・テューンズ・ショー」はアニメ専門チャンネル「カートゥーン ネットワーク」にて放送中