世界的テノール歌手ポール・ポッツの半生記、妻役はケイティ・ペリーかアデル?
イギリスで大人気のオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント(原題) / Britain's Got Talent」で優勝し、世界的テノール歌手になったポール・ポッツの半生記を映画化する企画『ワン・チャンス(原題) / One Chance』が、映画『英国王のスピーチ』などのベテラン映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの手で進められており、妻役にポップ歌手のケイティ・ペリーかアデルの名前が挙がっているらしい。
日本のワイドショーでも取り上げられたが、ポール・ポッツはオペラ歌手になりたいという夢を持ちながら携帯電話ショップの店員をしていた男。インターネットのチャットで知り合った妻のジュリー=アンの勧めで2007年の「ブリテンズ・ゴット・タレント(原題)」に出演するやいなや、その豊かな才能で優勝し、今や世界的テノール歌手として活躍をしている。
その半生を描く『ワン・チャンス(原題)』で彼の妻の役についてワインスタインはこう話している。
「わたしたちはケイティかアデルのようなスーパースターに演じてほしいと思っているんだ。ケイティには、2月のプレ・オスカー・パーティーのときに会って、ポール・ポッツの映画のドラマチックな役について興味はないか?と話したんだが、ケイティはとても興味を示していたよ」
『ワン・チャンス(原題)』は、ポッツと妻ジュリー=アンの関係が中心に描かれる。ポッツ役もまだ明かされていないが、ハーヴェイ・ワインスタインの思い通りに事が運んだら話題十分の映画になることだろう。撮影はまもなくイングランドで開始されるという。(後藤ゆかり)