モンキー・パンチ、「ルパン三世」3D化が次の夢! アニメ化40周年を迎え「立体で活躍するルパンが観たい」
18日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで「ルパン三世」アニメ化40周年記念上映イベント「ルパン・ザ・night」が開催され、原作のモンキー・パンチとプロデューサーの浄園祐が出席。モンキー・パンチはファンの熱い声援に「すごく照れますね」とほほをゆるめながら、「僕は今夢を持っています。立体で活躍するルパンが観たいです。以前から言っていて、なかなか製作がうんといってくれないけどね」と新たな夢に胸を膨らませた。
ファンの大きな拍手に迎えられて登場したモンキー・パンチは、アニメ化が始まる40年前を振り返り「漫画連載を始めたときは3か月で終わる予定でしたが、評判が良く続けているうちにアニメ化の話もありました。でも最初はルパンはアニメに向いていないと思い断ろうと思いました」と驚きのエピソードを告白。
それでも製作側の熱意に押されてパイロット版の製作を許可し「1年後くらいにできたパイロット版を観たら素晴らしくて、これだったらアニメにしてもいいかなと。自分の画が動いているのにすごく感動しましたし、まさか40年も続くとは」と感慨深く振り返った。
さらに、ルパンの初代声優を務めた故・山田康雄さんについて「映画『ローハイド』の若い頃のクリント・イーストウッドの声優をされていると後から知って感動しました」としみじみ。次元の声優を務める小林清志については「次元はジェームズ・コバーンをイメージして描いていていました。その声優をされてる小林さんが次元をやられると知ったときには、演出家の方がちゃんと原作を読んでいてくださったのだと感激しました」と当時の思い出話に花を咲かせていた。
この日はアニメ「ルパン三世」の旧声優人陣(栗田貫一、小林清志、井上真樹夫、増山江威子、納谷悟朗)の最後の共演作「ルパン一家勢ぞろい」のほか、4月から放送開始する新テレビシリーズ「LUPIN the Third ~峰不二子という女」のPV映像、さらに選りすぐりのルパン作品も上映し会場は大盛況だった。
テレビアニメ「LUPIN the Third ~峰不二子という女」は日本テレビにて4月4日から毎週水曜25:29より放送開始(初回放送は25:49予定・全13話)
「ルパン三世 Master File」は3月28日発売 (ブルーレイは税込み8,190円、DVDは税込み6,090円)