バーブラ・ストライサンドがミュージカル映画に復帰 トニー賞受賞ミュージカル「ジプシー」映画化に出演!
「ストリッパーの女王」と呼ばれた伝説のストリッパー、ジプシー・ローズ・リーの自伝をもとにしたトニー賞受賞ミュージカル「ジプシー」を映画化する企画にバーブラ・ストライサンドが出演することが決定した。
「ジプシー」は1959年にブロードウェイで初演され、トニー賞を獲得、1962年にはナタリー・ウッド主演で映画が、1993年にベット・ミドラー主演でテレビ映画が製作されている。
ストーリーは二人の娘をスターにしようと必死になるステージママのローズの夢に反して、娘の一人は駆け落ち、もう一人の娘ルイーズはストリップダンサー「ジプシー・ローズ・リー」として成功を収めるというもの。ショービジネスの厳しさや内幕、そして母と売れっ子ストリッパーになった娘との葛藤(かっとう)を描いた物語だ。
米Deadlineによると、米ユニバーサル映画が製作、ストライサンドとジョエル・シルヴァーがプロデュースを手掛け、映画『ゴスフォード・パーク』でアカデミー賞、テレビドラマ「ダウントン・アビー ~貴族とメイドと相続人~」でエミー賞を受賞したジュリアン・フェロウズが脚本を担当する。
ストライサンドはシンガー、女優、作曲家、映画プロデューサー、映画監督としてアメリカのエンタータインメント界で最も成功した大スターの一人。これまでにアカデミー賞、トニー賞、エミー賞、グラミー賞、ゴールデン・グローブ賞を受賞している。ミュージカル映画への出演は、ストライサンドが監督・製作・共同脚本・主演を担った1983年の映画『愛のイエントル』以来になるという。今年の4月で70歳の誕生日を迎えるストライサンドのビッグ・スクリーンでの華やかな姿を早く見たいものだ。(後藤ゆかり)