トム・ソーヤとハックルベリー・フィンを題材にした映画『ハック』が始動!
作家マーク・トウェイン作品の代表的なキャラクター、ハックルベリー・フィンとトム・ソーヤを題材にした映画『ハック(原題)/ Huck』が制作されることがハリウッド・リポーターによって明らかになった。
これは、脚本家アンディ・バーグが執筆した脚本をパラマウント・ピクチャーズが企画している作品で、製作は映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』のピーター・チャーニンとディラン・クラーク、映画『魔法使いの弟子』のマット・ロペスが担当することになっている。
マーク・トウェインは1835年にミズーリ州で生まれ、南北戦争で少尉として従軍した後に、1869年にローカル紙のジャーナリストとして地中海旅行の体験記を記した「The Innocents Abroad」を出版、それが彼の出世作となり、その後1876年に「トーム・ソーヤの冒険」で一躍世間に名を馳せた。
この「トーム・ソーヤの冒険」で初めて代表的なキャラクター、ハックルベリー・フィンとトム・ソーヤが同時に登場している。これまで、ハックルベリー・フィンとトム・ソーヤを題材にしたハリウッド映画は、1918年に制作されたジャック・ピックフォード、ロバート・ゴードンが主演した映画『ハック・アンド・トム(原題)/ Huck and Tom』や、ディズニーが製作した『トム・ソーヤーの大冒険』(日本未公開)などがある。
今のところ、今作の詳しいストーリー設定は明らかにされていないが、現代版として映画化することになっている。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)