石川梨華、ホステス初挑戦!!「わたしも女のグループにいたので、ナンバー1になりたい気持ちはわかる」
現代にタイムスリップした篤姫が、銀座のホステスとしてナンバー1を目指すことになるという映画『篤姫ナンバー1』でホステス役に初挑戦した石川梨華が、モーニング娘。時代を振り返り、「ナンバー1になりたい気持ち」に理解を示した。
本作では、ひょんなことから銀座のホステスのナンバー1を目指すことになる篤姫を演じる石川。自身も「モーニング娘。という女のグループにいたので、ナンバー1になりたいという気持ちはわかります」と理解を示す。しかし、ナンバー1になるために汚いことをするのではなく、正々堂々と戦う篤姫の姿勢には「モーニング娘。時代を思い出しましたね」と共感しているようだ。
そんな彼女とナンバー1の座を争うライバル・アミ役を演じるのはモーニング娘。時代の同期メンバーであり、ライバルでもあった吉澤ひとみ。劇中では熱い火花を飛ばす二人だが、実際の関係について石川は「もちろんライバルなのかもしれませんが、よっすぃー(吉澤)とはケンカも一度もしたことがないし、いい距離感、いい関係を築けていますよ」と明かしている。
石川がモーニング娘。に加入したのは15歳のとき。それ以来の付き合いとなるつんく♂と石川だが、劇中では、つんく♂が演じる、女好きの人気音楽プロデューサー“づんく”をホステスとなった篤姫が接客。「照れくさかったですよ」と石川が笑うと、つんく♂も「石川に接客してもらうなんてテンションを上げないとやれないわ」と同意する。
しかし、女好きの人気音楽プロデューサー“づんく”のコミカルな登場シーンは本作のいいアクセントとなっており、なかなかの名演技(!?)だが、「まあ、あれは“づんく”さんであって、実際のつんく♂はああいう人ではないですからね。でも、別に(世間からは)あんなふうに見られてもええわ、とテンション上げていましたけどね」と笑いながら念を押すつんく♂だった。(取材・文:壬生智裕)
映画『篤姫ナンバー1』は4月7日より全国公開