飛行機のプロペラに巻き込まれ片手と片目を失ったモデル 1,600万円の賠償金を退け、訴訟
テレビドラマ「ゴシップガール」の元スタイリストで、モデルとして活躍していたローレン・スクラグスが飛行機のプロペラに巻き込まれた事件で、1,600万円の賠償金をオファーされたが受け取らず、訴訟を起こしたという。
ローレンは自家用機から降りた後、歩いているときにプロペラに巻き込まれ、左手が切断され、左目も失ってしまった。最近では左目に眼帯をし、笑顔で外出している姿も目撃されていたが、あまりにも低い賠償額は彼女の笑顔を消してしまったようだ。
TMZによると保険会社側は搭乗者に払える限度は20万ドル(約1,600万円)だと口頭で言ってきたという。しかし、ローレンは自分は搭乗者とはみなされないと反論。事故の際、飛行機の中にはおらず、飛行機の乗り降りをしていたわけでもないと説明。自分は飛行機を降り、滑走路を歩いていたときに事故にあったと主張し、具体的な金額は述べていないものの損害賠償を求める訴訟を起こしたという。事故などでは億単位の賠償金が支払われるアメリカで、23歳の若さで片手と片目を失って1,600万円で示談にしようというのは確かに安い気がする。(澤田理沙)