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元モー娘。市井紗耶香、初主演映画でシングルマザー演じ、「わたしも一人で育てています」

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堂々と初主演を果たした市井紗耶香
堂々と初主演を果たした市井紗耶香

 31日、新宿バルト9で市井紗耶香が主演した日中友好40周年記念映画『明日に架ける愛』の初日舞台あいさつがあり、実生活とおなじシングルマザーを演じたことに市井は「重なる部分が多かった」としみじみ語った。あいさつにはほかにアレックス・ルー、八千草薫、山本未來、高嶋政宏、香月秀之監督、漫才師のオール阪神とその妻の高田良美さんが登壇した。

元モー娘。市井紗耶香、ミニスカートで登壇した舞台あいさつ写真ギャラリー

 パステルカラーの衣装に「モーニング娘。」時代をほうふつとさせるミニスカートであらわれた市井。シングルマザーの悠子を演じたこと、「わたし自身2人の娘を一人で育てていますので、演じた悠子と重なる部分が多かった。子育てと仕事の両立はシングルマザーだけの問題ではないが、そういうところがリアルに描かれています」とアピール。映画初主演には「緊張とプレッシャーがあり、どこまでできるか不安でしたが、みなさんから新しい引き出しをいただきました」と演技者としての自信をのぞかせた。一方、育ての親である中国残留孤児の祖母を演じた八千草は現場での市井について「最初は待っている間も表情がかたかったですが、お話していくうちにね」と目配せしてほほ笑み、撮影を重ねるうちに打ち解けていった様子。また市井は祖母の形見の腕時計を身につけて登壇したことを明かし、「離れている両親がいたら電話をかけてあげて」と涙ぐむ場面もみられた。

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 本作は日中友好40周年を記念して製作された日中合作のヒューマンドラマ。シングルマザーの悠子(市井)が幼なじみだった中国人ユウアン(アレックス・ルー)と再会したことで忘れていた本当の自分を取り戻していく。(取材・文:池田敬輔)

映画『明日に架ける愛』は3月31日より新宿バルト9ほかにて全国公開

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