史上初!今年のラジー賞は『ジャックとジル』が全10部門制覇!
その年に公開された最低映画を決める第32回ゴールデンラズベリー賞ことラジー賞が現地時間4月1日に発表され、アダム・サンドラーが一人二役に挑戦した映画『ジャックとジル』が史上初めて全10部門を制覇するという快挙(?)を成し遂げた。
とりわけ、双子の兄妹ジャックとジルと演じたアダムは、史上初めて最低男優賞、最低女優賞をW受賞。さらには、最低カップル賞、最低スクリーン・アンサンブル賞、最低脚本賞を総なめ。もともと本命視されていたものの、圧倒的な弱さを見せつけた。
これまではアカデミー賞のノミネーション発表前日にノミネーションを発表し、同授賞式の前夜に受賞作を発表していたラジー賞。今年はアカデミー賞の授賞式前日にノミネーションを発表、4月1日に結果発表という変則的なスケジュールが組まれたことも話題になった。(編集部・福田麗)
第32回ゴールデンラズベリー賞受賞作は以下の通り
最低映画賞
『ジャックとジル』
最低男優賞
アダム・サンドラー『ジャックとジル』『ウソツキは結婚のはじまり』(日本未公開)
最低女優賞
アダム・サンドラー『ジャックとジル』
最低助演男優賞
アル・パチーノ『ジャックとジル』
最低助演女優賞
デヴィッド・スペード『ジャックとジル』
最低カップル賞
アダム・サンドラーとアダム・サンドラー、アル・パチーノ、ケイティ・ホームズ『ジャックとジル』
最低スクリーン・アンサンブル賞
『ジャックとジル』の全キャスト
最低監督賞
デニス・デューガン監督『ジャックとジル』『ウソツキは結婚のはじまり』(日本未公開)
最低リメイク、続編、前編、パクリ映画賞
『ジャックとジル』(エドワード・D・ウッド・Jr監督『グレンとグレンダ』のパクリ)
最低脚本賞
『ジャックとジル』(スティーヴ・コーレン、アダム・サンドラー 原案:ベン・ズーク)
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