ウディ・アレン監督の新作、デザイナーのドルチェ&ガッバーナがカメオ出演
ウディ・アレン監督の新作映画『トゥー・ローマ・ウィズ・ラブ(原題) / To Rome with Love』で、イタリアのデザイナー、ドルチェ&ガッバーナのドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナがカメオとして出演した。
ドルチェ&ガッバーナのふたりがカメオ出演! 映画『NINE』写真ギャラリー
本作は、ウディ監督がローマを舞台に描くロマンティック・コメディーで、エレン・ペイジが主演、そのほかにペネロペ・クルスやアレック・ボールドウィン、ジェシー・アイゼンバーグらが出演し、ウディ監督自身も出演している。英テレグラフ紙によると、 ふたりのカメオ出演はオンライン・マガジン「Swide.com」のツイッターで明らかにされ、役柄は、ローマの劇場でオペラ鑑賞をする観客役だという。
ドルチェ&ガッバーナのふたりは、1995年にはジュゼッペ・トルナトーレ監督の映画『明日を夢見て』でバスの乗客役としてエキストラ出演したほか、2009年にはロブ・マーシャル監督の『NINE』にもカメオ出演し、神父役を演じている。
長年、本拠地としてきたニューヨークからヨーロッパ各国へと題材の幅を広げているウディ監督は、パリで撮影した前作『ミッドナイト・イン・パリ』ではフランスのサルコジ大統領夫人カーラ・ブルーニをカメオ出演に使うなど、新たな地で新たな人材を取り入れながら様々な試みを楽しんでいるようだ。(竹内エミコ)