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衝撃!月の裏にはナチ帝国が存在した!? 世界中の映画ファンからカンパを集めたSF映画が公開!

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そうそう、これが有名な月面の……ってあれ? 何か違くね?
そうそう、これが有名な月面の……ってあれ? 何か違くね? - (C) 2012 Blind Spot Pictures, 27 Film Productions, New Holland Pictures

 第2次世界大戦での敗北後、月に逃げ込んでいたナチス軍が地球侵略のため舞い戻った! そんなオカルト愛好家の好奇心を刺激するような設定のSF映画『アイアン・スカイ』が日本公開される。世界中の個人の映画ファンから出資を募り、ヨーロッパだけでおよそ7,000万円のカンパを集めたことでも注目の作品だ。

 鉄十字を思わせる『アイアン・スカイ』と題された本作。フィンランド、ドイツ、オーストラリアの共同製作で、先日のドイツ(!)はベルリン国際映画祭でもプレミア上映。世界中の映画バイヤーたちの話題となり、すでに全世界70カ国での公開が決定しているという。

 そのプロットは、「第2次世界大戦後、敗北したと思われたナチスの一部のエリートが密かに月へと逃亡。月の裏側に作った秘密基地で70年の歳月をかけ軍備を強化し、2018年、UFOの大群を率いて地球を侵略しにやってくる!!」というトンデモさ。しかし、それゆえ一部SFファンの熱き思いを引き付けるのか、750万ユーロ(約8億1,750万円)の製作費のうち、約65万ユーロ(約7,085万円)は有志から集まったカンパによってまかなわれた。個人出資者には日本人も含まれているとか。

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 あまりにトンデモな設定ゆえに、期待と同時に、完成度にへの不安も持ち上がるが、本編では大挙して地球へ向かうナチス軍のUFOなど、迫力の映像が展開するという。源義経=チンギス・ハーン説や、坂本龍馬生存説など、日本の例をみるだけでも、歴史上の重要人物や存在についてはさまざまな仮説が存在する。ナチス軍にしても、世界を震撼させたその圧倒的な科学力があれば、月に到達していてもおかしくない? 

 作品中には宇宙仕様になったナチスの兵士たちや、シンボルマークであるハーケンクロイツ形の基地も登場するということ。物議を醸すのは間違いないが、新たな仮説の誕生にも期待しつつ、公開を待ちたい。(編集部・入倉功一)

映画『アイアン・スカイ』は9月より全国公開予定

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