リーアム・ニーソン、友人のレイフ・ファインズに間違えられてサイン
北アイルランド出身の俳優、リーアム・ニーソンが、友人でもあるイギリスの俳優レイフ・ファインズによく間違えられると語っている。
2010年の映画『タイタンの戦い』では、リーアムがゼウス役、レイフがハデス役として共演したふたり。私生活でも仲がいいようで、兄弟のような間柄だという。英テレグラフ紙などによると、「友人のレイフとはよく間違えられる。レイフがブロードウェイで出演したハムレット役(レイフはこの役でトニー賞を受賞)について、祝福されるんだ。レイフも時々、僕と間違えられるみたいだね」とコメント。
そのなかでも2回、記憶に残る人違いがあったそう。「一度目は、5年くらい前にアルゼンチンのパタゴニア諸島に行ったとき、女性から、『レッド・ドラゴン』だわ! 素晴らしかったわよ、って言われたんだ。僕じゃないとは言えなくて、どうもありがとう、と言っておいた。それからあるときには、妻(ナターシャ・リチャードソン)とパリのプラザ・アテネ・ホテルにいたとき、年配の夫婦がやってきて、サインを求められたんだ。喜んで、と答えてサインしようとしたら、『イングリッシュ・ペイシェント』は本当に素晴らしかった、って言われたから、レイフ・ファインズより愛を込めて、とサインしたよ。がっかりさせたくなくってね」と語っている。
リーアムは現在59歳、一方レイフは現在49歳で10歳の年齢差があるものの、優しそうな物腰や雰囲気は確かによく似ているだけに、セレブを目の前にして興奮気味のファンなら間違えなくもない。それにきちんと応対するリーアムの、人柄の良さがうかがえるエピソードだ。(竹内エミコ)