『スパイダーマン』最新作、日本でワールドプレミア!総費用は1億円の体感型イベントに!
人気アメコミを新キャスト・スタッフで映画化する『アメイジング・スパイダーマン』の世界最速ワールドプレミアが、6月13日に日本・六本木で行われることが明らかになった。「震災で苛酷な環境に置かれながらも、下を向かず復興を目指す日本人の力強さには世界中が胸打たれた。今度は我々、そしてスパイダーマンが、逆境に立ち向かう勇気を与えたい」とプロデューサーのアヴィ・アラッドは復興支援の意図もあると明かしている。
すでに本国アメリカに先駆け、6月30日より日本で世界最速3D公開されることが決定している本作。同13日のワールドプレミアにはスパイダーマン役のアンドリュー・ガーフィールド、ヒロイン役のエマ・ストーン、マーク・ウェブ監督など、総勢30名が来日予定。アンドリューとエマは、「わたしたちの大好きな日本で、スパイダーマンの新たな伝説が幕開けすることをとても幸せに思う」と喜びのコメントを寄せている。
日本で同シリーズのワールドプレミアが行われるのは、2007年の『スパイダーマン3』以来、5年ぶり。そのときは劇中でスパイダーマンを演じたアクターが登場するという演出が話題になったが、今回はスパイダーマンが糸を使って、六本木ヒルズアリーナの宙を舞うというアメイジングなパフォーマンスのほか、体感型イベントを用意。総費用はこの不況時に破格ともいえる1億円だという。
ワールドプレミア開催国では興行成績がアップするというジンクスがあるため、開催をめぐっては争奪戦が繰り広げられたというが、過去作から一貫してシリーズにかかわっているプロデューサーのアヴィ・アラッドは日本が重要なマーケットであること、そして「日本人は、映像やアクションのダイナミックさだけではなく、ストーリーやドラマをより重要視する高い文化的思考を持っている」と国民性がポイントとなったことを明かしている。
本作は、マーベル・コミックの人気ヒーローの活躍を新たなキャスト・スタッフで送る新シリーズ第1作。主人公ピーターが両親の失踪の秘密を探るストーリー、そしてニューヨークを恐怖に陥れることになる怪物リザードとの戦いが描かれる。(編集部・福田麗)
映画『アメイジング・スパイダーマン』は6月30日よりTOHOシネマズ 日劇ほか世界最速3D公開