桐谷美玲、沖田総司役で舞台初出演&初主演!つかこうへい作「新・幕末純情伝」!
女優・桐谷美玲が、故つかこうへいさんの代表作「新・幕末純情伝」で舞台初出演にして初主演を務めることが明らかになった。桐谷が演じるのは、過去に広末涼子や石原さとみも演じた沖田総司。初舞台での大役に不安を見せながらも、桐谷は「初めてだからこそ、見るもの聞くものすべてを吸収し、得たすべてのことを舞台上で、出せればと思っています」と意気込んでいる。
新選組の沖田総司が実は女だった……という、つかさんならではの独創的な着想で人気を博している同作。1989年の初演以来、7代目沖田総司となる桐谷は「不安に勝つためには、全力でけいこに挑み、自分に勝つしかないと思っていますので、皆さんに胸を張って観に来てくださいと言えるように、本番に向け戦っていきたいと思います」とコメントしている。
映画にドラマにCMにと大活躍の桐谷は、女優業はもちろんのこと、今年4月からはニュース番組「NEWS ZERO」でキャスターとしても存在感を発揮。さらに、今回は紅一点の沖田総司を取り巻く共演の男性陣をフルオーディションで募集することも決定しており、演劇経験も問わないという試みは桐谷の主演抜てきと共に大きく注目されている。
2010年7月に62歳という若さで亡くなったつかさんの3回忌を迎える今年、シアターコクーンで実に14年ぶりに上演される舞台「新・幕末純情伝」。新たなヒロインと共に、物語が持つ魅力をたっぷり伝えてくれる作品になることは間違いなさそうだ。(編集部・福田麗)
舞台「新・幕末純情伝」は7月12日~22日にシアターコクーンにて上演