世界のメディア王ルパート・マードックのタイムズ紙買収や電話盗聴を記した原作が映画化!
ニューズ・コーポレーションの主要株主である世界のメディア王ルパート・マードックのロンドン・タイムズ買収や電話盗聴について記した原作が映画化されることがGuardian.comによって明らかになった。
これは、現在ロイターで総合監修しているハロルド・エヴァンスが執筆した原作「グッド・タイムズ・アンド・バッド・タイムズ(原題)/ Good Times and Bad Times」を映画化する予定の作品だ。ハロルド・エヴァンスは、メディア王のルパート・マードックの指名で、1967年~1981年までザ・サンデー・タイムズ紙で編集を務めたが、その後編集においてマードックとの対立から、わずか一年で編集長の座を退いている。
製作は、リオン・リキャッシュ、キャリー・ウッドが担当することになっている。製作総指揮は、アレックス・バトラーが行う。さらに、電話盗聴スキャンダルを追っていたイギリスのメディア・コメンテーターのスティーヴ・ヒューレットが、同作のコンサルタントとして参加するようだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)