渡部篤郎が韓国でKARAの出待ち!?でも、KARAには会えず!!
19日、有楽町の朝日ホールで映画『外事警察 その男に騙されるな』完成披露試写会舞台あいさつが行われ、渡部篤郎が韓国ロケでKARAの出待ちをしていたことを、堀切園健太郎監督に暴露された。
外国人によるスパイ活動やテロ活動といった日本の安全を脅かす非合法活動を未然に防ぐために存在する外事警察。捜査のためなら、民間人をもスパイに仕立て上げ、数々の秘密を暴いていく、という彼らにちなみ、この日のイベントでは、堀切園監督が、現場スタッフ(協力者)から情報をすくい上げた、キャスト陣の秘密を暴露することになった。
さっそく「K-POPアイドルの出待ちをしていた人がいる」と暴露され、思わず崩れ落ちてしまった渡部に、会場の女性客から「えー!」という驚きの声が。突然の暴露に照れくさそうな表情の渡部は、あわてた様子で「シリアスな役なので、そんなことできるわけないじゃないですか。明洞餃子を食べるために1時間並んだり、スパであかすりをやったりとか、チェ・ジウがよく来るバーに行ったりとか。皆さん忙しいのにそんなことできるわけないじゃないですか!」と否定したが、会場の観客は疑いの目で渡部を凝視。
そこで司会者が「K-POPアイドルって誰ですか?」とツッコミを入れると、ついに渡部も観念したのか、「あの……KARAの事務所が近くにあると聞いたので、その近くの喫茶店で時間をつぶしていました」と告白。しかし渡部の思いは届かず、KARAには会えなかったそうだ。
真木よう子、尾野真千子、田中泯、石橋凌も出席したこの日のイベント。ちなみに尾野の秘密は「演技中、心臓の鼓動が聞こえるときはいい演技をする」というもの。尾野の胸につけたワイヤレスマイクから時折、心臓の音が聞こえるそうで、緊張するほど尾野はいい芝居を見せるとのことだった。一方の真木の秘密は「韓国ロケ時、スタッフの一眼レフカメラを奪って、こっそり渡部を撮影していた」というもの。「ちょうど防空壕での撮影がいいシチュエーションだったので、スタッフさんのがんばっている姿とか、渡部さんのかっこいい角度を狙ったりして。ちょっと遊んじゃいました」とコメントするなど、次々と明かされる秘密に会場は大盛り上がりとなった。(取材・文:壬生智裕)
映画『外事警察 その男に騙されるな』は6月2日より全国公開