井上真央、「同級生になめられたくなかった…」トップの成績を守り続けた子役時代!
4月からBSプレミアムで放送されているドキュメンタリー「輝く女/裸にしたい男」で、井上真央と高良健吾が特集される。NHK連続テレビ小説「おひさま」のコンビに徹底密着した回は6月にそれぞれ前後編で、2週にわたって放送される。
6月9日、16日放送の回では井上を特集。子役として5歳からキャリアをスタートさせた井上にとって、今年は芸能生活20周年となる節目の年だ。そんな中で自ら望んで旅立ったのは、アフリカ。「シンプルな人間になる」という目標を掲げ、現地のポップアートに触れたり、子どもたちと交流したり、わずか10日間とは思えないほど、濃密な体験をしたことは画面のこちらからでもうかがえる。
だが、何といっても見どころは、旅先でふとした拍子にこぼれる本音。映画『八日目の蝉』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞し、名実共に日本を代表する女優になった井上だが「同級生になめられたくなかった」と子役時代を振り返り、トップの成績を守り続けた意地や主役の座をつかむまでに味わった悔しさを明かしている。
また、23日、30日の放送では、高良を特集する。今年は映画作品だけでも『キツツキと雨』『シグナル~月曜日のルカ~』『苦役列車』『横道世之介』に出演。のみならず、作品ごとにまったく違った役柄を演じ、時に「カメレオン」とも評される演技力は若手俳優の中でも随一だ。
半年にわたる密着取材中に挑んだのも「苦悩する犯罪者」「お人好しな大学生」という両極端な役だが、決して器用なわけではなく、むしろ不器用なまでに役と向き合う姿が印象的だ。その一方、休暇中に訪れたアメリカではスカイダイビングに挑戦。そしてオンとオフのはざまで口をつく本音……まだ24歳らしいあどけなさから見えてくる一人の若者の姿には、俳優としての高良を知っていればいるほど、驚いてしまうかもしれない。(編集部・福田麗)
「輝く女/裸にしたい男」は毎週土曜日、午後11時15分から0時までBSプレミアムで放送中 再放送あり