ビースティ・ボーイズ“MCA”ことアダム・ヤウクが死去 47歳
ビースティ・ボーイズのMCAことアダム・ヤウクさんが現地時間4日朝、故郷ニューヨークで亡くなった。47歳。アダムさんは2009年、唾液腺にがん性腫瘍があることを告白しており、約3年間にわたって闘病生活を送っていた。
同グループのオフィシャルサイトには現在、アダムさんの画像と共にその死を伝える文章が掲載されている。アダムさんは先月、ビースティ・ボーイズがロックの殿堂入りを果たした際の式典も健康上の理由で欠席していた。
ビースティ・ボーイズは、1980年代から現在に至るまで活躍しているヒップホップ・グループ。アルバム「ハロー・ナスティ」でグラミー賞を受賞したほか、全世界で4,000万以上のセールスを記録。今年にはロックの殿堂入りを果たした。だが、アダムさんががんであることを告白した2009年夏より、ライブ・パフォーマンスを行っていない。(編集部・福田麗)