竹内結子が『ポテチ』にすっぴんで出演!でも観客はまったく気が付かず…スタッフからもエキストラ扱い
12日、都内で映画『ポテチ』の初日舞台あいさつに出席し、本作に女優の竹内結子がエキストラ出演していたことを主演の濱田岳が明かした。この日はほかに共演の木村文乃、中村義洋監督が登壇した。
本作に通行人役として登場した竹内だが、先月仙台で先行上映された際も観客はまったく気付かなかったとのこと。濱田は「完全に(スタッフから)エキストラ扱いでしたね。まるで無視で、座る場所も用意されていなかった」と述懐。この日の観客もその事実にまったく気付いておらず、「自慢のトートバックが映っていなくて残念でした」という竹内のコメントが代読されるとみんなびっくり顔だった。それを見て、濱田は「事務所で先輩の竹内さんの名前を借りているのでもう一度、確認するために観てください」と呼びかけていた。
一方、中村監督は「ロケ地の仙台を訪れていた竹内さんからお寿司屋さんに呼び出されまして、一緒にお酒を飲んで、次の日に撮影に参加してもらえることになりました」と経緯を説明し、「わたしは撮影があるからお先に失礼させてもらえたんですが、(竹内さんは)若干二日酔いだったんじゃないでしょうか」とお酒好きの一面にも言及。また「撮影時は丸々自前の衣装にすっぴんでした」と大女優の竹内がエキストラに徹した裏側も明らかに。共演の木村も知らなかったといい、「撮影後にザワザワしていて『実は』と聞いてびっくりしました」と目を丸くしていた。
本作は、伊坂幸太郎の短編小説を映画化したヒューマンドラマ。仙台を舞台に同じ年、同じ日に生まれながら対照的な人生を歩む青年2人が運命に導かれていく姿を描く。(取材・文:池田敬輔)
映画『ポテチ』は公開中