倉科カナができ婚で漁師の嫁に!? NHKドラマで主演決定!!
女優として活躍する倉科カナが、NHK BSプレミアムにて放送されるドラマ「ヤアになる日~鳥羽・答志島パラダイス~」で主演を務めることが明らかになった。タイトルの「ヤア」は、物語の舞台となる答志島の言葉で、「嫁」の意。倉科は本作で、できちゃった結婚で漁師の嫁となり、答志島に渡る主人公・山岡紗智子役に挑む。
脚本を務めるのは、ドラマ「相棒」シリーズの戸田山雅司。実際に答志島へ向かったという戸田山が、同島での体験を“神秘体験”と語ったように、同島には独自の文化が存在しており、その文化こそが本作でのキーポイントとなっている。その一つが寝屋子制度。戸籍上は兄弟ではない子どもたちが、中学卒業後親ではない別のお宅の一部屋を借りて生活をし、兄弟以上の付き合いを行うという風習だ。この答志島だけに残る風習が、物語の大事な役割を担ってくる。
本作の物語の中心は、故郷で漁師になると言う恋人に答志島に連れてこられた山岡紗智子(倉科カナ)が、見知らぬ土地での異なる風習に戸惑いつつ、漁師のヤア(嫁)になれるのかという葛藤。ベテラン俳優、近藤正臣が寝屋親と呼ばれる義理の父親役を務める。
2009年にNHK朝の連続テレビ小説「ウェルかめ」のヒロインを演じた倉科も、25歳となり自身も結婚を意識する年齢。「ヤア(嫁)」として奮闘する姿に、大人の女性として成熟した倉科の演技を期待したい。(井本早紀)
NHK BSプレミアムドラマ「ヤアになる日 ~鳥羽・答志島パラダイス~」はNHK BSプレミアムにて9月30日夜10時から、再放送は10月7日午後0時から放送予定