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震災後の東北での花火大会をテーマにしたドキュメンタリーが登場!

第65回カンヌ国際映画祭

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「Light Up Nippon」プロジェクトへの寄付を発表したシェフの松嶋啓介氏 - カンヌ映画祭の会場をバックに
「Light Up Nippon」プロジェクトへの寄付を発表したシェフの松嶋啓介氏 - カンヌ映画祭の会場をバックに

 東日本大震災後、鎮魂と復興のプロジェクトとして、東北で花火大会を開催するまでの軌跡を追ったドキュメンタリー『Light Up Nippon~日本を照らした、奇跡の花火~』が、カンヌ国際映画祭でワールドプレミアセールスされる。フランスで外国人としては最年少でミシュラン一つ星を獲得したシェフの松嶋啓介氏が、本映画祭期間中に特別運営されるレストランの収益の半分を同プロジェクトに寄付することも発表した。

 ある一人の会社員が「震災で中止になった東京湾花火大会の花火って、どうなるんだろう?」と疑問を抱いたことから始まった、追悼と復興のプロジェクト「Light Up Nippon」。「東北を、日本を、花火で、元気に。」をスローガンに、昨年8月11日、地元の人々の協力の下、東北の太平洋沿岸10か所で一斉に花火を打ち上げた。本作には、震災後の東北の現状や、そこに住む人々の苦悩や前向きな生き方が描かれている。

 今回、「Light Up Nippon」プロジェクトへの寄付を発表した松嶋氏は、ニースと東京に店を構えるヨーロッパで引っ張りだこの超人気シェフ。カンヌ国際映画祭の期間中に、カンヌ旧市街地のカンヌ城に併設するLe Chateau du Cercle(シャトー・デュ・サークル)の特別総料理長として、映画関係者に独自の日本料理を提供することになっている。

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 松嶋氏の心意気に感激した本作のプロデューサー・湯川篤毅は急きょカンヌ入りし、松嶋さんと共にレストラン全体で「Light Up Nippon」プロジェクトを世界の映画人たちに宣伝した。

 『Light Up Nippon 日本を照らした、奇跡の花火』は、たった一人の男の情熱と、「いつまでも下を向いてはいられない」と立ち上がった現地の人々の熱い思いが、東北の夜空を明るく照らすまでを描いた、情熱と真実が詰まったドキュメンタリー。女優の黒木瞳がナレーションを、坂本龍一がテーマ曲と音楽を担当している。(記者:高松美由紀)

映画『Light Up Nippon~日本を照らした、奇跡の花火~』は7月7日より新宿バルト9ほかにて全国公開

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