トム・クルーズ、『荒野の七人』リメイクで主演!黒澤明『七人の侍』の翻案作品
ジョン・スタージェス監督による1960年の映画『荒野の七人』のリメイクが製作され、トム・クルーズが主演を務めることが明らかになった。同作は、黒澤明監督の映画『七人の侍』を西部劇に翻案した作品としても知られている。
バラエティーによると、MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)はすでに水面下で脚本家を探しているとのこと。主演のトムがかねてより同作のリメイクに興味を示していたことが好材料に挙げられている。その一方で、監督がまだ決まっていないことやスケジュールの調整など、本格始動までにはまだ時間がかかるようだと同誌は報じている。
経営立て直し中のMGMは現在、過去作のリメイクに積極的に着手。SFアクション映画『ロボコップ』やホラー映画『キャリー』などをはじめ、そのいずれもが製作発表直後から話題になっており、本作も多くの映画ファンから注目されることは間違いない。
オリジナルの映画『荒野の七人』はスティーヴ・マックィーンなどが出演した西部劇映画の名作。続編『続・荒野の七人』を皮切りに、シリーズは第4作まで製作され、1990年代にはテレビシリーズ化もされている。(編集部・福田麗)