メル・ブルックス&デヴィッド・リンチ両監督に名誉博士号 アメリカ映画協会が授与
メル・ブルックス、デヴィッド・リンチの両監督に、アメリカ映画協会(AFI)が名誉博士号を授与することが明らかになった。デッドラインが報じた。共に「動画の芸術性向上への貢献」が認められたという。
1968年公開の映画『プロデューサーズ』で監督デビューを果たし、同作をブロードウェイでミュージカル化、2005年にはリメイク版も製作し、3作共ヒットに導いているブルックス監督と映画『ツイン・ピークス』『ブルーベルベット』などで知られるリンチ監督。
AFIの援助を得て1976年に完成させたリンチ監督の長編デビュー作『イレイザーヘッド』を気に入ったブルックス監督が、リンチ監督を映画『エレファント・マン』の監督に抜てき。ブルックス監督が製作総指揮を務めていた本作で、二人はタッグを組んでいた経験もある。授与式は前庭にハリウッドスターの手形が並ぶことでも知られるグローマンズ・チャイニーズ・シアターで6月13日に行われる予定。(編集部・島村幸恵)