リドリー・スコット監督、『ブレードランナー』続編のオープニングシーンを明かす!
リドリー・スコット監督が、新作『プロメテウス』についてのインタビュー中に、『ブレードランナー』続編のオープニングシーンについて語っていたことがわかった。Collider.comが報じている。
現在明かされているところでは、続編は、1982年公開のオリジナル版で描かれた世界の数年後を舞台にしており、主人公は女性。脚本はオリジナル版と同じくハンプトン・ファンチャーが担当する。またスコット監督は英インディペンデント紙のインタビューで、ハリソン・フォードが出演する可能性があることも示唆していた。
そして今回明らかになったのが、現在スコット監督の頭の中にあるという『ブレードランナー』続編のオープニングシーンの詳細だ。「生垣などが何もない広大な農地から映画は始まる。アメリカ・カンザス州のグレートプレーンズのような視界を遮るもののないところだね。耕された台地がずっと続いているんだ」とスコット監督。
さらに「夜が明けるとき、家の6倍ほどの大きさの未来的なコンバインが光を受け映し出される。前方には『怒りの葡萄』に出てくるようなポーチ付きの小さくて白い羽目板の小屋がある。その右側から、地上6フィートを浮遊する車が犬に追いかけられながらやってくるんだ」と続け、彼の中で本作が明確なイメージを持ちつつあることを明かした。
まだまだ発展段階のためこのシーンがそのまま使用されるとは限らないが、SFファンが待ちわびたこのプロジェクトが確かに進行しているという証にはなるのではないだろうか。(編集部・市川遥)