『トランスポーター2』のマシュー・モディーン、アップル創業者スティーブ・ジョブズ氏を描く伝記映画『ジョブズ』に出演
映画『トランスポーター2』『バーディー』のマシュー・モディーンがアップル創業者スティーブ・ジョブズ氏を描く伝記映画『ジョブズ(原題) / Jobs』に出演することがEntertainment Weeklyによって明らかになった。
マシュー・モディーン出演映画『エニイ ギブン サンデー』場面写真
スティーブ・ジョブズ氏の生涯を描く映画は現在2本企画されているが、こちらはアシュトン・カッチャーがジョブズ氏を演じる米Five Star Feature Films製作のもの。マシュー・モディーンは、元ペプシ・コーラCEOのジョン・スカリー氏を演じる。スカリー氏は1981年当時、会長ではあったものの、自身の会社経営の手腕に疑問を抱いていたジョブズ氏が18か月にわたる引き抜き交渉を展開し、アップル社長に就任させた人物である。最初は順調に見えた二人の仲は会社が巨大になっていくに従い、心が離れ、スカリー氏がジョブズ氏をアップルから追放するに至るというドラマチックな関係にもある。
『ジョブス(原題)』の監督は、ジョシュア・マイケル・スターンと映画『タイタニック』の撮影監督だったラッセル・カーペンター。映画は、ジョブズ氏が共同創業者スティーブ・ウォズニアック氏に出会った1971年から、ジョブズ氏がAppleの正式CEOに復帰した2000年までを中心に描いたものになるという。ウォズニアック氏のキャスティングは映画『ラブ&ドラッグ』のジョシュ・ギャッドにすでに決定しているとのこと。ソニー・ピクチャーズ製作のジョブズ氏の映画との比較も楽しいニュースである。(後藤ゆかり)