スティーヴン・キングの短編小説「十時の人々」、『チャイルド・プレイ』のトム・ホランド監督が映像化!
小説「ダーク・タワー」シリーズや「ペット・セマタリー」などで知られるホラー作家スティーヴン・キングの短編小説「十時の人々」が、映画化されることがわかった。Deadline.comなど複数のメディアが報じている。
本作は、映画『チャイルド・プレイ』やオリジナル版『フライトナイト』などでメガホンを取ったトム・ホランド監督の制作会社デッド・ラビット・フィルムズが企画している作品。ホランド監督がキング作品を映像化するのは、テレビ映画「スティーブン・キング/ランゴリアーズ」、映画『スティーヴン・キング/痩せゆく男』に続いて3度目となる。
原作の「十時の人々」は、ボストンを舞台にタバコをやめようとしている男ブランドンが、なかなかやめられずにいた肩身の狭い喫煙者たちと10時にある広場に集まっていると、やがて世界を襲うことになるとんでもない事実に直面するという物語。タバコ中毒に苦しんでいたキング自身の状況をベースにしているらしい。
撮影は今年の夏から開始される予定で、映画化では原作の90年代の設定ではなく、現代を舞台に描いていくそうだ。はたして、どのような映画になるのだろうか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)