香港映画界の巨匠ジョニー・トー監督、ロカルノ国際映画祭で生涯功労賞を受賞することに!
映画『エレクション』や『スリ』などで知られる香港出身の巨匠ジョニー・トー監督が、ロカルノ国際映画祭で生涯功労賞を受賞することが同映画祭公式サイトで明らかになった。
ジョニー・トー監督映画『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』場面写真
今年の8月1日~11日までスイスで開催されるロカルノ国際映画祭において、生涯功労賞となる金豹賞が、現在57歳のジョニー・トー監督に授与されるとのこと。
ジョニー・トー監督はアシスタントとして映画界に入り、その後監督としてチョウ・ユンファ主演の映画『過ぎゆく時の中で』で注目され、さらに映画『ザ・ミッション 非情の掟』などから香港ノワール作品のスタイルを確立していく。そして、『エレクション』ではカンヌ国際映画祭でパルムドール候補になるほど注目を浴びた。
ジョニー・トー監督の次回作は映画『毒戦』が控えている。アジア映画界だけでなく世界的にも注目されているジョニー・トー監督の今後の活躍も楽しみだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)