『アーティスト』でアカデミー賞主演男優賞を獲得したジャン・デュジャルダンが、マーティン・スコセッシ監督とタッグか?
今年のアカデミー賞作品賞を受賞した映画『アーティスト』で主役を演じ、見事に主演男優賞を獲得したジャン・デュジャルダンが、マーティン・スコセッシ監督の新作『ザ・ウルフ・オブ・ウォール・ストリート(原題) / The Wolf of Wall Street』への出演交渉に入ったことがハリウッド・リポーターや複数のメディアが伝えたことで明らかになった。
ジャン・デュジャルダン主演 映画『アーティスト』 写真ギャラリー
同作は、ジョーダン・ベルフォート原作の「ウォール街狂乱日記 - 『狼』と呼ばれた私のヤバすぎる人生」を映画化する作品で、そのストーリーは、20代で億万長者の地位に上りつめたが、証券詐欺やマネーロンダリングで逮捕されてしまうドラッグ中毒の株式ブローカーを描いている。
脚本は、テレビドラマ「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」のテレンス・ウィンターが務め、映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』や『アビエイター』のマーティン・スコセッシがメガホンを取り、さらにレオナルド・ディカプリオが主役のジョーダン・ベルフォートを演じ、さらに映画『マネーボール』のジョナ・ヒルがベルフォートの友人役に決定している。そして今回新たに、『アーティスト』で名をはせたジャン・デュジャルダンが出演交渉に入ったようだ。
ジャン・デュジャルダンが決まれば、サイレントではない作品で、どのような演技を見せてくれるのだろうか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)