嘉門洋子、多彩なベッドシーンで演技の幅を広げる
ラブ&エロス・シネマ・コレクション 2ndシーズン第一弾"summer"『農家の嫁 三十五歳、スカートの風』の初日舞台挨拶が16日、池袋シネマ・ロサで開催され、主演の嘉門洋子が取り組むまでの不安な気持ちと、ベッドシーンで演技の幅が広がった経験を語った。
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大寒波が訪れた2月に薄いワンピース1枚での撮影だった嘉門は「とにかく寒かった。生きるか死ぬか。人生の史上最高に寒かった色気でした」と厳しかった場面を振り返った。
共演シーンの多かった吉岡睦雄は「嘉門さん、めっちゃ可愛い」「すっげー可愛い」を連発。撮影中に会話の弾みで嘉門から「吉岡さんってエムなんですか?」と聞かれたことを明かすと、嘉門も「覚えてます」と即答。それに対して吉岡は「もうエムだよーって、すっげー興奮したのを覚えてます」と心境を語って観客を笑わせた。
最後に嘉門は「前の作品で初めてオールヌードで芝居をさせてただいて、その後の初めての映画の主演のお仕事だったので、それまですごく不安で『もうだめなのかな』と思ってたんです」と心情を吐露した。
そして「“スカートの風”は韓国の言葉で女性の自立の意味があるそうで、この作品でもいろんなベッドシーンがあるんですけど、いろんな表現があって、いろんなセックスがあって、女性の自立を表現できるように幅が広がったんだなと、自信の持てた作品なので非常に感謝してます。皆さんもぜひ見て楽しんでいただきたい」と集まった観客に呼びかけた。
同作品は農家の嫁を演じる嘉門が、モーニング娘。のオーディション募集を見かけたことがきっかけで、ダンスのレッスンに取り組み、元彼と東京へと駆け落ちするストーリー。(取材・文:県田勢)
映画『農家の嫁 三十五歳、スカートの風』は、池袋シネマ・ロサにて、レイトショー公開中。