郡刑務所に収監されているマイケル・ジャクソンさんの元専属医、「このままでは死んでしまう」と移動を申請
過失致死で有罪判決を受け、4年の実刑判決を言い渡されたマイケル・ジャクソンさんの元専属医コンラッド・マーレイ元医師が「このままでは死んでしまう」と収監先の変更を求めているという。
上訴中のマーレイ元医師は仮釈放を申請したものの却下され、現在はロサンゼルス郡刑務所に入っている。しかし、扱いがあまりにもひどく体調は悪化するばかりのため、より大きな刑務所への移動を希望しているようだ。「ここはとても危険な場所だ。生きて出ることはできないかもしれない。死にかけているよ。法制度は僕を殺そうとしているんだ」とマーレイ元医師は弁護士に語ったとTMZは報じている。
弁護士によると、ロサンゼルス郡刑務所では、外の空気を吸えるのは1か月に1回。新しい下着がもらえるのも1週間に1回とのこと。マーレイ元医師は髪や爪、皮膚の状態もひどいらしく、これまで経験したことのない頭痛が絶え間なく続いているとも言っている。医師の診察を希望したらしいが、現在も聞き入れられていないという。
今年3月には刑務所の食事が口に合わないため売店でツナやサバの缶詰を食べてしのぎ、この食生活と水も合わないらしく下痢がとまらず激やせしているとTMZは報じていた。仮釈放の申請が却下された後、弁護士は彼の健康状態はあまりよくないとE!ニュースに語り、体重も13キロから18キロほど落ちたことを明かした。これに対しロサンゼルス郡保安官事務所のスポークスマンは、囚人は全員、適切な栄養と医療ケアを与えられているとコメントを出している。(澤田理沙)