ジミ・ヘンドリックス伝記映画、キース・リチャーズ役にイギリスの新鋭俳優が抜てき
ロック界のカリスマ・ギタリスト、ジミ・ヘンドリックスを描く映画『オール・イズ・バイ・マイ・サイド(原題) / All Is By My Side』で、英国映画界の新鋭アシュレー・チャールズがザ・ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズを演じることが、The Hollywood Reporterによって明らかになった。
この作品は、1966年から1967年、ヘンドリックスがロンドンに渡り、成功を収めたころに焦点を当てて描くもので、ヒップホップ・デュオ「アウトキャスト」のアンドレ3000がヘンドリックス役に決定している。
また同サイトによると、『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』でヒロインのペギー・カーターを演じたヘイリー・アトウェルが、キースのガールフレンドのリンダを演じることになっている。リンダはヘンドリックスを見出した人物として知られ、キースの大事なギター、フェンダー・ストラトキャスターをヘンドリックスに贈るように言ったという説があり、そのギターで録音したデモテープ「Hey Joe」がヘンドリックスの初めてのヒット曲になったという。
メガホンを取るのは、映画『スリー・キングス』の原案者ジョン・リドリーで、ダブリンで撮影が行われているという。(後藤ゆかり)