ザ・ローリング・ストーンズ解散報道を一蹴 新たなツアーかアルバムに向けリハーサル中?
ザ・ローリング・ストーンズが、イギリスで開催される世界最大規模の音楽フェス、グラストンベリーに参加し、それを最後に引退するという記事がThe Mirrorに掲載され、ファンの間では一時騒然となったが、グラストンベリーの関係者が「ストーンズとは何の話もしていない」とThe Guardian でその報道を否定した。
『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』場面写真
1962年にグループを結成し、ロックの先駆けともいわれる彼らは、これまでに数多くの作品を世に輩出し、現代のロックという音楽ジャンルに多大なる影響をもたらした。ギターのキース・リチャーズの麻薬問題から起きた、ボーカルのミック・ジャガーとの確執により解散の危機こそあったものの、それも乗り越え伝説的バント、ザ・ビートルズと同じく長い間ファンに愛され続け、一度の解散もなく活動を続けている世界的ロックバンドは彼らをおいて他にはないだろう。
今年の夏で結成50周年を迎えることにより期待されていたワールドツアーも行われないことが濃厚となり、常に解散のうわさに事欠かない彼らの動向にはストーンズファンだけでなく世界中が注目していた。しかし先月YouTubeに、ドラムセットの前で4人がそろった動画が投稿されたことでファンもひと安心。その動画についての公式なアナウンスはないものの、アルバムかツアーのために、米国ニュージャージーでリハーサル中ではないかとのうわさもある。(田中達郎)