ジム・キャリー、『ジム・キャリーはMr.ダマー』続編を降板!首脳陣がおバカすぎた?
映画『マスク』や『エターナル・サンシャイン』などでおなじみの人気俳優ジム・キャリーが、製作予定となっていた『ジム・キャリーはMr.ダマー』の続編作品に出演しないことが、テレビ番組エンターテインメント・トゥナイトや複数のメディアが伝えたことで明らかになった。
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これは、前作で監督を務めたピーター・ファレリーと脚本を共同執筆したボビー・ファレリー兄弟が企画している作品で、今年にも撮影に入ると、4月に多くのメディアが報じていた。しかし、製作・配給を手掛ける米ニュー・ライン・シネマとワーナー・ブラザーズとの間で意見が対立していることを理由に、当初出演を予定していたキャリーが降板することになったようだ。
同番組では、「キャリーは、ニューラインとワーナー・ブラザーズのこの続編作品に対する熱意の欠乏に、徐々にフラストレーションを感じていたようだ」としている。前作は、キャリー演じる運転手のロイドが、一目ぼれした女性(ローレン・ホリー)を追い掛け、仲間のハリー(ジェフ・ダニエルズ)と共にアスペンに向かう途上で犯罪に巻き込まれてしまう姿を描く、おバカなコメディー作品だった。制作費は約1,700万ドル(13億6,000万円)だったが、世界中でおよそ2億4,700万ドル(197億6,000万円)の興行収入を叩き出すヒット作となった。(1ドル80円計算・数字はBox Office Mojo調べ)
果たして、キャリーが降板してしまった続編に製作する価値はあるのだろうか? (細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)