バーブラ・ストライサンドが16年ぶりにメガホンを取る新作にコリン・ファース、ケイト・ブランシェットが主演
バーブラ・ストライサンドが1996年の映画『マンハッタン・ラプソディ』以来16年ぶりに映画のメガホンを取ることが映画情報サイトshowbiz411.comなど複数のメディアによって明らかになった。
タイトルは『スキニー・アンド・キャット(原題) / Skinny And Cat』といい、主演にコリン・ファースとケイト・ブランシェットという豪華さだ。
脚本は女流脚本家リンダ・イェレンがペン執ったラブストーリーで、アメリカの劇作家、小説家のアースキン・コールドウェルと女流報道写真家のマーガレット・バーク=ホワイトとの実話を描くものだという。二人は世界恐慌以降、第二次世界大戦の間に主に活躍しており、1939年から1942年まで結婚をしていた。また1937年には大恐慌時の南部を写した写真集「ユー・ハヴ・シーン・ゼア・フェイセス(原題) / You Have Seen Their Faces」を共同制作、その後も「ノース・オブ・ザ・ダニューブ(ドナウ)(原題) / North Of The Danube」「セイ、イズ・ディス・ザ・USA?(原題)/ Say, Is This The USA?」を共同制作している。
コリン・ファースとケイト・ブランシェットというオスカー俳優の共演も楽しみながら、16年ぶりに映画のメガホンを取るバーブラ・ストライサンドの手腕に期待が高まる作品だ。撮影は来年1月からスタートとのこと。
ストライサンドは1983年に映画『愛のイエントル』でゴールデングローブ賞監督賞を受賞している。(後藤ゆかり)