加藤あい、苦手なホラー映画に挑戦!ロケ先では「一人でお風呂に入れない」
映画『アナザー Another』の完成報告会見が27日、東京・六本木のニコファーレで行われ、不思議な少女を演じた橋本愛が、「羞恥心を持ち合わせていない」と告白、共演した加藤あいは、極度の怖がりの一面を明かした。この日はそのほか、山崎賢人、袴田吉彦らも出席。フォトセッションでは、『貞子3D』から貞子まで登場した。
本作について橋本は「撮っている間はわからなかったんですが、(完成してみたら)すごく怖くて面白い作品」と紹介。共演した加藤あいはホラーが大の苦手とのことで、「まさかホラー映画に出演するとは思わなかった。引き受けて良いかどうか迷ったのですが、怖さだけじゃない作品と聞いて一大決心しました」と出演を決めるまでの心境を語った。
撮影では携帯電話も通じない三重県の山奥で5日間の合宿状態となることもあったというが、橋本にとっては楽しい経験だったようで、「何の邪念もなく一つの作品に集中できるのは楽しかった。怪奇現象がなかったのはつまらなかったですね」と明るい表情。
また報道陣から、恐怖体験や恥ずかしい体験について聞かれると、極度に怖がりの加藤は「ロケで地方に行くと、一人でお風呂に入れないのでマネージャに一緒に入ってもらったりしています。何でもないことでも心霊体験に思えちゃいます」と苦労話を披露。
一方で「羞恥心を持ち合わせていないんです」と告白した橋本は、「道路の真ん中でダンスを踊ったり大声で歌ったり、友達に『恥ずかしいからやめて』って言われちゃうんです」と過去の経験を語る。すると古澤健監督からも「お弁当を食べながら大声で歌っていたね。そういう子なんだって思ったよ」と言われ、橋本も「無意識に歌っちゃうんです」と認めた。
同作品は綾辻行人の小説「Another」が原作。中学校を舞台に不思議な少女、見崎鳴(橋本愛)の存在をめぐり、次々に不吉な出来事が起こり死者が増えていく学園ホラー。(取材・文:県田勢)
映画『アナザー Another』は8月4日全国公開